板前とは

日本料理の料理人を「板前」と呼びます。板前の「板」は「まな板」の「板」です。その板の前で料理をするから「板前」なのです。
一般に一人前の板前になるには、食器の洗い方から始って、材料の下ごしらえ、焼き物、煮物などと進み、その修行があって「板長(本板、花板)」と呼ばれる階級まで上がっていきます。

 

店によって呼び名は違うかもしれませんが、カウンターに立てるまでの技術を得た人は「立板」と言います。そして板前を仕切るトップの存在が「板長(本板、花板)」です。しかし、たとえ一人前になってもこの世界にゴールはありません。常に召し上がるお客様と食材と向き合い、日々成長してくことが大切なことだと思っています。
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