心臓が3つある海の生物について

身近な軟体動物の中に、驚くべき特徴を持つものがあります。
イカとタコです。イカとタコは何と、心臓を3つ持っている生き物なのです。厳密には中央にある心臓が本来の心臓で、その左右に「エラ心臓」と呼ばれる鰓(えら)に血液を送るための心臓を持っています。このおかげでイカやタコは、水中を時速40キロものスピードで泳ぐことができるのです。

 

イカやタコの先祖は巻貝だそうです。進化の途中で殻が無くなったのですね。
タコは更にすごいです。「海の賢者」と呼ばれるタコには何と、脳が9個もあるとか!
メインの頭脳の他に、足1本に1つ脳みそを持っているなんて大変な賢者です。もちろん一つ一つの脳は小さいのですが、瓶のふたを回して開けるような動作は、学習能力で憶えるそうです。
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