止め椀について

会席料理のコースでは、椀物やお造り、焼き物などを全て終わった後に「ご飯・止め椀・香の物」の3点が出てきます。ご飯は炊き込みご飯だったり、混ぜご飯だったり、茶碗サイズの小さな丼ものだったり、白米だったりと色々です。止め椀は蓋の付いたお椀に味噌汁や吸い物などが入っています。

 

先ずは手前から向こうに回すように静かに蓋を取り、蓋は上向きにして右側に置いたら、出汁の香りをお楽しみいただきながら一口。そしてご飯をお新香で召し上がって頂ければ、そのコースもそろそろお終いです。お酒と共にお楽しみいただいたお料理の締めとしての「ご飯・止め椀・香の物」ですので、お酒はこの辺りまでで次はデザートですよ、という流れなのです。
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