料亭と割烹の違いについて

「割烹」と「料亭」は何が違うかご存知ですか?

 

「割烹」とは本来、包丁で切る作業の「割」と、火を使って煮炊きすることを表す「烹」をあわせた言葉で、総じて日本の伝統的な調理方法や、調理そのものを指す言葉でしたが、日本料理を提供する料理店自体を「割烹」と呼ぶこともあります。
「割烹店」と呼ばれる飲食店では、カウンター席やテーブル席などが中心で、客席と調理場が同じスペースに設けられていることが多いです。

 

一方「料亭」は、主に個室の座敷で日本料理を提供する高級飲食店のことで、仲居さんや芸妓さんが置かれているか、呼ぶことができるようになっています。高級な食器や調度品、日本庭園を有する「料亭」も少なくありません。
「料亭」で提供される料理は伝統的な日本料理で、調理場は客席とは別のスペースに設けられていることがほとんどです。
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